剣というのは、当時の基本武術であり、道場などがいっぱいありました。
坂本竜馬も北辰一刀流の一流の使い手であったことは有名です。
ところが、竜馬の剣術で他人を殺したということはあまり聞きません。
竜馬の場合は、そうした次元を超えていたということもありますが、こうした道場で教えられる綺麗な武術はあまり実践的ではないのかもしれません。
実際に幕末に活躍したのは、次のような実践的な剣術です。
1、新撰組
実際に新撰組が浪士を斬るときは、次のようにしたそうです。
浪士の前後を2人の隊士で挟み撃ちして、その周りを逃げる退路を断つように何名もの隊士で取り囲みます。
一人に大勢で襲い掛かり、卑怯といえば言えなくもありませんが、実践的にはこれが正解です。他には、寺田屋事件のような奇襲不意打ちです。
2、薩摩示現流
最初の一太刀ですべてを決する薩摩の剣術です。人斬り半次郎(桐野)が有名です。刀を高く構えて、勢いよく突進して相手を切り下ろす勢いは少々のことではとめられません。普段の練習も、大木を相手に、丸太のような木刀を木が枯れるまで何度も振り下ろすそうです。
これも、防御もへったくれもない剣術で綺麗な剣術ではありませんが、きわめて実践的です。
よく、学校でよく勉強が出来たのに、仕事をさせると口ばかりで使えない人とか、研修程度の小さな仕事なら難なくこなすのに、ちょっとした仕事をさせるとプレッシャーに負けて成果のあがらない人がいます。ブルペンエースという人です。逆に、練習ではたいしたことないけれど、やらしてみると結構やれる人というのも少なくありません。
なにごとも、稽古と実践には大きな違いがあります。





