2007年05月25日

友禅と辻が花

 ものづくりの世界というのは不思議なものです、、、

あたらしい製造技術の発見により、旧来の製造方法がいっぺんに廃れてしまうことがあります(技術革新)。たとえば、衣服の製造(自動織機)、食料の生産(機械化、品種改良)、家作り(工法、素材の改良)等々。

ところが、そうした技術革新がひろまり尽くしたあとで、旧来型の作り方が、再評価され、高級品としてよみがえることがあります。

たとえば、日本の着物にもその一例を見ることができます。。。。



日本の着物というのは、美しい色柄が魅力の一つです。

 この着物に色柄をつける方法としては、絵の具でペタペタと書いていくという方法がまず思い浮かびます。ところが、布に水彩絵の具で絵を描いた経験のある人ならすぐ分かるように、そうした絵柄の描き方では、布に絵の具がブワッっと滲(にじ)んでしまい、ちっとも美しくありません。そのため、着物に絵柄をつける方法としては、刺繍をするか、絞り染め(糸で縛って染め上げ、あとで糸をばらす)という方法しかありませんでした。

 そして、この絞り染めの技法による集大成が「辻が花(つじがはな)」という作品群で、室町や安土桃山時代には、着物の代表的な名称にもなっていました(淀君の小袖などが有名)。

ところが、江戸中期になると、絵の具に糊を混ぜて、着物に描いていく方法(いわゆる友禅(ゆうぜん)染)という新しい技法が、宮崎友禅という人により生み出されました。

これにより、着物に、繊細でおしゃれな絵柄が簡単につけられるようになり、「友禅」の技法は、江戸以降の着物の代表的な製作法にまでなりました(代表的なものが京友禅、加賀友禅)。
http://www.kimonosanpo.net/jiten/history.htm

これにより、従来の「辻が花」の技法をつかった着物は、廃れてしまったといわれています。

ところが、戦後、この辻が花の技法が見直され、従来の絞り染めに新しい技法をもとりいれて、現代辻が花として復活を試みる動きがあります。この辻が花タイプの着物は、非常に手間がかかりますが、良質のものはとても美しく、高級着物として、高い評価を受けています。※
http://www.tsujigahana.com/seisaku.htm


※年末の紅白歌合戦で、女性演歌歌手の方などが、たまに着ていますよ!

※※ただし現代風辻が花は、単に絵柄が辻が花模様を使っているだけとか、生地が全く違うとか、(どのようなものを辻が花と呼ぶべきなのか、一定の基準がまだ、ありません。)単に高級感を出すためだけに「辻が花」と称しているかもしれませんので、ご購入の際はご注意くださいね!
posted by SE会計士の日記 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

別表14(1) 別表14(1)付表の書き方

 特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入制度の入った法人税申告実務が始まってます。
http://www.taxanswer.nta.go.jp/5207.htm

今年の多くの企業は、3月決算の分から、この計算を行う別表を作成していますが、、、
多くの同業者から「ややこしいなあ」との声を聞いています。

私も連休前後から、作成していますが、確かに少し、ややこしい。。。

いろんな研修会で教えてもらったのは、順調に利益を出している標準形でした。
しかし、実際の実務では、赤字や黒字を繰り返している企業も多く、複雑系・・

しかも、「調整なんとか」、「繰越かんとか」と使われる用語が抽象的でイメージしづらくて、慣れないひとだと???状態になっちゃうかもしれません。


書き方を詳しく説明してると大変なので省きますが(税務通信等の記載例を参考にしてね!)、コツとしては

(ステップ1)
まず、対象会社になるか否か1、株主割合基準 90% 
(ステップ2)
2、所得基準800万円(主宰役員の給与+税務上の所得)の過去3年平均基準
を正しく判定し

(ステップ3)
次に、対象企業に該当するなら、給与所得控除相当の損金不算入額を計算する
という3段階の手順にしたがってやれば、なんとか形になるようです。

posted by SE会計士の日記 at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計・税務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

おすすめソフト その27 SAGOOL(サグール)

ヤフー やグーグルは、検索サイトの定番ですが、検索結果は、極めて妥当な(面白みに欠ける)ものです。


そうではなくて、より面白い結果が上位にくるように工夫された検索サイトがこちら
SAGOOL(サグール)です。

http://sagool.jp/

たとえば「マイクロソフト」と入力すると最上位に来るサイトがこれ
(2007年5月現在)

(マイクロソフト・ジョークス/先見の迷惑)
http://www.page.sannet.ne.jp/mnagai/msj/openmind.htm

posted by SE会計士の日記 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

アバター

 アバターということばを最近よく聞くようになりました。

アバターというのは、ネットの中で、自分自身を表現するための別キャラのことで、現実離れしたほどかっこよくもできますし、おもしろキャラを使うこともできます。


以前は、ヤフーやライブドアで「あなたのアバターを作ってみませんか」とよく宣伝していて、有料のパーツなども販売していたのですが、正直そんなに魅力的には感じませんでした。
ところが、最近は、以前ご紹介したセカンドライフやWiiでもこのアバターというものが使われていて、普及に加速度がついている感じです。
http://onokaikei.noblog.net/blog/2007/04/02/
http://onokaikei.noblog.net/blog/2007/03/17/


今後、このアバターというのは、いろいろ広がりを見せてきて、第二の自分といってもよいほどの重要性を持つかもしれません。

※絵は、私がミクシーでつかっているアバターです。
posted by SE会計士の日記 at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

計数感覚の欠如

 われわれは、就職してからずっと数字を扱ってきたので、ほかの人より多少数字にたいする感覚が鋭くなっているかもしれません。
(同業者の中には、いくつも数字を書いてある紙をサラッとひと目見ただけで、「合計×××××円、一人頭○○○○円づつだね」と計算できたりする凄い人がいたりします。 「うそやろ!」といって検算するとピッタリあってることが不思議、、、)

ところが起業をはじめた人の中には、数字の感覚が弱い人がいます。(反対に人を引っ張っていく力(人間力)が凄かったりするのですが、)数字に弱いのは経営者としては致命的です。少なくとも平均以上の計数感覚が必要です。

多少でも商売をやった人には、信じられないかもしれませんが、私が実際にお会いした人で、次のような話をしたこと(商売の初心者)があります。

1、間接経費が抜けている!
 「おかしい!700円のものを1000円で販売しているのにちっともお金が残らない? 損するはずないと思うんだけどなあ!」

700円のものを1000円で販売したら確かに300円儲かります。ただし、家賃も払わないといけません。水道光熱費もかかります。人を雇えば人件費も、、、
間接経費もまかないうために、300円のものを1000円で売れるように工夫しないと、なかなか儲かるようにはなりません。
(織田作之助の「夫婦善哉」にもこんな話がでてきますね)

2、借入金やもらったお金を当てにしてはいけない。
「収支はいつも黒字なのに、どんどん苦しくなってくるのよね?」

「え?どうしてなんですか!」と明細を見せてもらうと

収入の部に借入金収入やたまたま貰った補助金収入が売上金と一緒に上がっていて、、、

「だめですよ、売上と仕入、人件費と経費を経常収支としていったん計算して、借入金やたまたま貰ったお金、借入金の返済は財務収支として別に計算しなくちゃいけませんよ」

収支が黒字なのはあたりまえ(赤字なら倒産です)。経常収支を黒字にしないと意味がありません!!

3、今さえよければ、、、
 「経常収支は黒字です。これって健全経営ですよね!」
いえいえ、経常収支が黒字でもそれは今すぐ倒産しないというだけです。
今もってる設備(店舗なら内装、工場の機械、等々)も何年かすると陳腐化してしまいます。そのとき、あらたな設備投資をやらなくても、事業をやっていけますか?

企業会計では、お金は出て行かないけど設備投資の額を数年づつ経費として処理していく手続き(減価償却)があります。


posted by SE会計士の日記 at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計・税務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

不思議な計算

 まず、つぎの動画を見てください。

Easy Graphical Multiplication Trick - video powered by Metacafe

2桁以上の掛け算の解法のようなんですが、

たとえば、21×13なら左下から右上に2本と1本の線を引きます。つぎに左上から右下に1本と3本の線を引きます。最後に交点の数を数えて足し算していってます、、、

不思議なことに、なぜか、これで正解が出ます。

あまり実用的ではないようですが、(電卓探す方がはやい)、自信のある人はこの解法で正解を出せるということを、証明してみてください(すごい秘法のように見えますが、やってることは、小学校で習う筆算の掛け算と同じです)。

※インドでは、2桁の掛け算を教えるということが良く知られています。インドの数学力は、ものすごい情報技術力?の源泉かもしれません。
http://kiwaemon.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_6fea.html

posted by SE会計士の日記 at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

稗田阿礼(ひえだのあれい)

 日本最古の古典、神話、歴史書といえば、「古事記」が有名です。

これは、中国の「史記(司馬遷 作)」のように、誰かが書いたというものではありません。


「古事記」は、古くから言い伝えられてきた話の集大成であり、もともとは、口伝(くでん)によって、伝えられていったものです。

このスタイルで、受け継いでいた人が、稗田阿礼(ひえだのあれい)という人です。(そして、その言い伝えを稗田阿礼から聞いて、書物に書きしるした人が太安万侶(おおのやすまろ)です。)

稗田阿礼は、ものすごく記憶力の良い人だったらしく、一度聞いたことは決して忘れなかったそうです。また、稗田阿礼は、女性である説と男性であるという説がありますが、どちらにしてもコンピュータ並みのすごい能力です。

ちなみに、稗田阿礼は、大和郡山の人らしく、大和郡山市稗田町にある賣太神社(メタじんじゃ)の斎神になっています。

http://www.geocities.jp/engisiki/yamato/html/030117-01.html


posted by SE会計士の日記 at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

経歴・実績の評価

 先日、ある士業の方の経歴をみていると
「製造業の原価管理の構築、パソコンによる経理業務の助言」
と書かれていました。

「へー!」と思って他の経歴も見ていると、資産運用から創業支援、事業承継相続対策、資金繰り対策、労務、人事評価システムの構築、顧客管理、経営指導、などなど、ありとあらゆることが自らの経歴・実績として書かれていました。

ほんとに、これだけのこと全部この人が出来るんだろうか?
と思ってしまったのですが、、、、

よく聞くと
「製造業の原価管理の構築、パソコンによる経理業務の助言」とは、会計ソフトを製造業向けの設定にして使い方を説明しただけのようでした。

実際に、製造業の原価管理をするためには、企業(製造業)の生産工程を理解し、製造に関する情報の流れを業務フローとしてまとめてやる必要があります。そして、その企業において実行可能な原価計算の仕組みを考えて、現場の責任者、経営者、管理者と、ひとつひとつすり合わていかなければいけません。

そのうえで、どのようにシステム(パソコン)に乗せてやるか?経理システムとどのように受け渡しをさせるか?必要なアウトプットは何か?その為には何が必要か?いろんなことを詰めて詰めて、やっと企画段階の完了です。運用フォローもするとなるとさらに大変、、、

コレだけのことをしても、経歴書の中で、一行で書くと
「製造業の原価管理の構築、パソコンによる経理業務の助言」
となっちゃいます。

人の経歴・実績の評価というのは、実に難しいものです。
posted by SE会計士の日記 at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

忙しくなった会計監査人

 公認会計士の本来業務は、企業の監査ですが、最近はこの監査の現場は、かなり忙しいです。

昔でしたら、上場会社の破産倒産というのもあまりありませんでしたが、今は日常茶飯事です。会計士が経済事件で取り上げられることも多くなってきました(リスクの増大)

また、マザーズ、ヘラクレスなど監査対象会社も増えていますし、M&A、企業評価、外資系、内部統制検証など、監査人の活躍の場も増えています。(対象業務の増大)


会計も日本レベルからアメリカ会計基準(時価、減損、税効果、四半期等々)に近いものに高度化しており、企業が投資家にディスクローズする情報量も増えていますし、適時情報公開の為、決算の早期化もどんどん進んでいます。(会計高度化)
それに対応する会計監査作業にも当然その負荷が掛かっています。

それと
試査も、以前のような専門家として高度な知識と経験(KKD 勘と経験と度胸)による検証から、科学的統計的手法にもとづく検証になっています。
監査調書の作成など、情報ツールを活用することで合理化されている部分もありますが、逆に、情報ツールに実務をあわせることで、不効率になっている部分も否めません。

もちろん、監査の品質管理のための審理のチェックポイントも膨大になっています。(監査業務の変化)


監査の現場は、こんな状態なので、今後公認会計士を大きく増やしていこうとする動きも判らないではありません。しかし、すぐれた監査人の育成には、ある程度のしっかりしたOJTが必要なので、「ただ人数を増やせばよい!」というものではありません。

実に、悩ましいところです。

http://ivory.ap.teacup.com/kaikeinews/
posted by SE会計士の日記 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計・税務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

えいご漬け

 英語を使いこなせる人を見ると、無条件で尊敬してしまいます。

電車で英語を読んでる人をみても、電話で英語で会話している人を見ても、「すごいなあ!」と感心してしまいます。

学生時代に、数学は才能、英語は努力と教わりましたが、私は逆ではないかと密かに思っています。

(だって、数学は、一足飛びに考えようとすると難しいのですが、チョットづつ時間をかければ、なんとか分かるようになっています。覚えることも、チョットだけ。それに比べて、英語は、聞き取りの才能や場を読む才能も必要ですし、文法ロジックも中途半端で、そのため、覚えなきゃならないことも、膨大です。。)

といっても、英語が使えるようになると、世界が広がるので(海外旅行に行っても楽しい)、強いあこがれはあります。

だからというわけではありませんが、
 最近、任天堂DSのソフトで、「えいご漬け」というゲームソフトをやっています。ディクテーション(学校のLL教室で教わった英文聞き取り)を繰り返す単純なゲームですが、これが、結構楽しい。。
 「ひょっとしたら、このゲームをマスターしたら、英語が上手に使えるようになるかなあ?」と淡い期待をいだきつつ、毎日続けています。

http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/

http://touch-ds.jp/mediagallery/st64.html

posted by SE会計士の日記 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。